流行の兆しを見せているフランス菓子『カヌレ』
コンビニでも見かけるようになり、気づいたら品切れになっているのをよく見かけます。
ここ数年で『カヌレ』専門店ができたり、カフェやベーカリーといったお店で
取り扱いが増えたりと、勢いがものすごいありますが。
Instagramで『#カヌレ』と検索してみると、約35万以上も投稿があるほどの人気ぶりです。
そんな『カヌレ』ってそもそも何なのか、解説していきます。
そもそも『カヌレ』とは?
カヌレは、フランス南西部ボルドー地方の伝統的なお菓子です。
正式名は『カヌレ・ド・ボルドー』
カヌレとは「溝のついた」という意味で、カヌレを焼くための“カヌレ型”には、12の溝がついています。この型に蜜蝋を塗って焼くことで、外側が香ばしくカリカリとした食感に仕上がります。
その一方で、内側はしっとり柔らか。しっかりと食べ応えのある洋菓子です。
実はカヌレブームは2度目!?なぜ流行っているの?
カヌレは1990年代にも日本でブームになったことがあるのをご存知ですか?
当時、カヌレはどの洋菓子店にも置いてあるほど大人気の洋菓子でした。
「ドンク 青山店」「パパ ダニエル」(いずれも現在は閉店)
「オーボンヴュータン 尾山台店」などがカヌレの販売が流行り、当時プランタン銀座にあった
「ビゴの店」で大量のカヌレを店頭に並べ、行列ができたことなどが話題となり、広まっていきました。
最近では、クリームやチョコレートで可愛くデコレーションしたものや
フルーツや抹茶・ゴマなどを練りこんだ、カヌレが出てきています。
いわゆる、SNSに映えるカヌレが人気の秘密のようです。
コンビニでも買えるけど【カヌレ】はここがおすすめ!
カヌレ堂
小さくて甘いフランスの伝統菓子・カヌレの専門店『カヌレ堂 CANELÉ du JAPON 桜川店』
大阪でも人気店として有名な「カヌレ堂」の日本らしいフレーバーにこだわった8種類のカヌレを販売する、今話題沸騰中のお店です!
定番のフレーバー6種類と季節によって変化する2種類の、合計8種類。ひょいとつまんで食べられる、ひと口サイズの小さめカヌレです。
カヌレ堂のサイトはこちら
ビゴの店 銀座店(ドゥースフランス)
「ビゴの店 銀座店(ドゥースフランス)」は、有楽町駅中央口から徒歩4分の「マロニエゲート銀座2」の地下2階にあります。もともとは、プランタン銀座本館があった場所で、2017年3月にリニューアルしたお店です。
フランスパンを広めたとも言われているフィリップ・ビゴ氏のお店で、パン以外にもカヌレ、クイニーアマンなどのフランス菓子を販売し、銀座では1984年から愛されている老舗です。どこか懐かしさを感じる店内は、フランスパンを中心にケーキなどのスイーツも販売されています。