集中したい時に限って集中力が途切れてしまう時ってありませんか?
やる気はあるのに集中できないと、もどかしく感じますよね。勉強も仕事も集中力が大事!
今回は『集中力』を高める方法と、そもそも『集中』とは何なのかを解説します!
自分を操る集中力は「脳の休ませ方」しだい
突然ですが、アメリカ国立衛生研究所のデータベースによると
マインドフルネス/休息法に関する論文数は、ここ15年で100倍以上
ここ数十年で『休息法』に関する論文がかなり増えており、なぜ増えてるのか?
その答えが『集中力』と大きく関りがあるんです。
統計的に有意な構造変化が見られた部位
調べていくと『集中』すると8つの領域で脳構造に影響を及ぼすということがわかってきた
前頭極『メタ意識』
感覚野/島『身体感覚への気づき』
海馬『記憶』
前帯状皮質/眼窩前頭皮質『自己・感情の調整』
上縦束
脳梁
集中をすると上記の脳機能が活性化し影響を及ぼすことが分かってきたようです!
瞑想(集中)も、ぼーっとするのも集中?
左のイラストはなんだか『集中』していそうなイメージがあり
右側のイラストは『まったく集中していない』印象を受けますよね?
実はどちらも等しく『脳科学的には集中している状態』らしいんです。
そんな・・・馬鹿な。。。と思いますよね。
どちらかと言えば右側のイラストは『ダラダラしていてやる気のない印象を受けます』が
『集中力』を高めるには必要な時間だったんです。
脳科学的【集中】の軸とは
脳科学的には集中ではなく【アテンション】注意の対象と定義し考えていくようで
注意の対象を2軸で整理してみると上記の図になります。
縦:狭く範囲で集中 or 広い範囲で集中
横:内側の世界で集中 or 外側の世界で集中
上記の様に4分割して考えていきます。
この大きく4つの範囲は『どの4象限も脳の使う部分』が異なるんです。
脳にインプットされている情報に広くアクセスすることが重要!!
世の中的に教育されない部分が実は重要になってくるんです。
Default mode network(デフォルトモードネットワーク)
脳の原則とは
脳の原則は【Use it or Lose it】
脳が最適化するためにシナプスを切り捨てていくシステムのことで
脳は使っているシナプスを強化し、使わないシナプスは物理的に切り捨ててしまうんです。
集中力を高めたいのであれば脳を休め『集中できる環境を作る』ことが重要なんです。
まとめ
ごろごろしたり、ぼーっとしたり脳を休ませる時間が必要
ただしずっとゴロゴロはNG、バランスよくやることが大事!
結論:たまにはごろごろする時間も必要である