今、話題になっている『アインシュペナー』って知ってますか?
アインシュペナーというドリンクは実は今韓国のカフェで大人気のメニューなんです。
本記事では、アインシュペナーについてご紹介していきます。
アインシュペナーってどんな飲み物?
アインシュペナーの発祥は、中央ヨーロッパに位置するオーストリア。
アインシュペナーを直訳すると、一頭立ての馬車。これは戦時中、馬が不足していたため馬車の馬が一頭だったことに由来しています。
馬車の御者が待っている間、コーヒーが冷めないようにクリームで蓋をしたものを飲んでいたのがアインシュペナーと呼ばれるようになりました。
コーヒーは、ダブルのエスプレッソを薄めたものを使用し、その上にたっぷりホイップクリームを乗せます。馬車の御者が馬を押さえながらでも片手で飲めるように、カップではなく取っ手のついたグラスで提供されていました。現在でもオーストリアのアインシュペナーは、カップではなくグラスで飲まれています。
アインシュペナーは日本でも飲める?
日本では、アインシュペナーを目にする機会は少ないかもしれません。。。。
日本にはウインナーコーヒーと呼ばれる、コーヒーにホイップクリームが乗せられた飲み物が存在します。ウインナーとはウイーン風のという意味ですから、アインシュペナーを元にしているのでしょう。ウインナーコーヒーは日本独自の名称で、本場のオーストリアでは通じないため注意が必要です。
アインシュペナーとウインナーコーヒーはよく似ていますが、異なる点があり。
大きな違いは、アインシュペナーはエスプレッソ、ウインナーコーヒーはドリップコーヒーを使用するという点です。また、アインシュペナーはグラスに入っていますが、ウインナーコーヒーはカップで提供されます。
韓国のアインシュペナーはクリームがやわらかいですが、ウインナーコーヒーのクリームは固めという違いもあります。
ウインナーコーヒーに関しては、こちらの記事で詳しく紹介しているのでぜひチェックしてみてくださいね♪
韓国行ったら飲みたい!「アインシュペナー」絶品カフェ
투피스(twoffice)
こちらは静かな空間で美味しいアインシュペナーを飲みながら、素敵な景色も眺められると評判のカフェです♪
韓国カフェ「twoffice」ではアインシュペナー“がビエンナコーヒー”と表記されていて、クラシックとブラウンから選択可能で、価格はホットが一杯6,000ウォン、アイスが一杯5,500ウォンです。
태양커피(太陽コーヒー)
こちらのアインシュペナーは、美味しくて価格もお手頃で評判のアインシュペナーのマッチプ(美味しいお店)です!
韓国カフェ「テヤンコーヒー」は方背(パンべ)や、弘大(ホンデ)に店舗があり、アインシュペナーは3つの種類から選ぶことが可能で、一杯の価格は4,500ウォンです。
오츠커피(oats COFFEE)
こちらのアインシュペナーは、もっちりクリームがたっぷりのったアインシュペナーの人気店で、スコーンも美味しいと評判のソウルカフェです!
カフェ「oats」は、龍山(ヨンサン)と麻浦(マポ)に店舗があり、アインシュペナーは1杯、5,000ウォンです!
アインシュペナーの作り方
基本的なアインシュペナーの作り方は、生クリームを泡立て、ザラメを入れたグラスにコーヒーを注ぎ、その上にクリームを乗せれば完成です。
クリームの固さは7分立てが一般的だと言われていますが、韓国風にするなら少しやわらかめにしても良いでしょう。また、コーヒーとクリームは、1対1の割合が目安です。