秋や冬には気にならないのに、夏になると急に目立つように感じる「毛穴」
メイクでカバーしようとしても、毛穴にメイクが入りこんだり、皮脂でメイクが浮いたりして、ますます気になってしまう…という人も多いのでは?
夏になぜ毛穴が目立ってしまうのか・・・
その原因と対策法をご紹介します。
夏に毛穴が目立つ原因
高温多湿になる夏は、皮脂の分泌量がグンと増加します。
他の季節に比べてテカリやベタつきを感じやすくなるのはそのためです。
そして、皮脂は毛穴の奥にある「皮脂腺」から分泌され、毛穴を通って皮膚の表面に出てくるため、皮脂がどんどん出てくるこの季節は毛穴も常に開きっぱなし。
特に、皮脂の分泌が盛んな額や鼻の「Tゾーン」は毛穴が大きくなりやすいんです…
さらに夏はクーラーをつけ、室内の空気が乾燥し、お肌のハリや弾力が失われがちに。。。
ハリや弾力のないお肌は重力に負けてたるんでしまい、毛穴がタテ方向に伸びる傾向があります。
これも、毛穴を目立たせる原因のひとつといえるでしょう。
このように、毛穴が気になる人にとって、夏はツラ~イ季節なのです。
敏感なチェックこそ、夏肌ケアのスタート地点!
毛穴のトラブルには種類があり、その種類ごとに原因もケアの方法も異なります。
ご自分のトラブルに合わせ対策を!
毛穴の開き
開き毛穴にはふたつの原因があります。
●大きく開いた毛穴が目立つ「皮脂性の開き毛穴」
夏場に特に目立ちやすく、過剰な皮脂を抑えながら毛穴を引き締めるケアがオススメです。
皮脂の分泌が多いからと言って、ゴシゴシ油分を落とす洗顔はNG。
クレンジング後、洗顔前に蒸しタオルで肌を温めてから、たっぷりの泡で毛穴の気になる部分から洗いましょう。
●毛穴の形が楕円や滴型の「たるみ性の開き毛穴」
手で頬の肉を持ち上げると、毛穴が目立ちにくくなる傾向があります。
肌のハリを高める体の中からのケアがオススメです、ビタミンCをたくさん取り入れて
夏ケアブーストをかけてください!
毛穴の詰まり・黒ずみ
毛穴に皮脂や角栓が詰まったり、放置して黒ずんだり…
毛穴の詰まりや黒ずみは、強力なクレンジングを行ったり、洗顔料でゴシゴシ洗ってもとれません。
また、脂分の多い化粧品などもつまる原因にもなります。
スクラブ入りの洗顔料でゴシゴシ洗って毛穴の中までスッキリさせたいところですが・・・
ここはグッとこらえましょう! お肌に強い刺激を与えると角質層が厚くなり、毛穴が余計に目立ってしまいます。
また、毛穴に詰まった角栓の成分はほとんどが古い角質であるため、ゴシゴシ洗っても皮脂のように落とすことはできません。強くこすれば、やっぱり角質層を厚くしてしまい、もっと角栓を増やしてしまうことになります。
洗顔をする時はお肌に優しいぬるま湯を使い、洗顔料をたっぷりと泡立てて撫でるように洗い上げましょう。
紫外線対策をしっかり行う
日焼け止めを塗らずに紫外線を浴びると、お肌はダメージを防ごうとして“お肌のバリア”である角質層を厚くします。すると、毛穴が大きく目立ってしまう上に、汚れや皮脂、古い角質などが毛穴に溜まりやすくなり、それがお肌トラブルのもとになることも。。。
また、紫外線を浴びてお肌が乾燥すると、それを補うために皮脂がどんどん分泌され、毛穴はずっと開きっぱなしになってしまいます。 外出時には必ず帽子や日焼け止めなどを用意して、紫外線対策を行いましょう。